スクウェア・エニックスが、好評運営中のオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』について、パッケージ版の出荷停止ならびにダウンロード版の販売一時停止を行うと本日アナウンスしました。
これは新たな拡張パッケージとして先日リリースされた『暁月のフィナーレ』のアーリーアクセス開始後より、約2週間が経過してもログインが長時間待たされるなどの大規模な混雑が続いているためであり、一時的な処置・対応としてソフトの出荷並びに販売の停止を行うとのこと。
以下、詳細です。
販売一時停止について
現在、プレイ時間の集中によって最も混雑するピークタイム付近には非常に長いログインの待機時間が発生し、サーバーの許容量を超える状況となっており、これ以上アクティブプレイヤーが増えないよう、新たな対策の一つとして一時停止が実施されます。
出荷がストップする対象のパッケージ版は『ファイナルファンタジーXIVスターターパック&コンプリートパック』となり、フリートライアル版についても一時的に登録受付が停止になります。
なお、各小売店やオンラインショップと連携の都合上、数日間をかけて少しずつ販売を停止していくことになるということで、今日からすぐ終了するわけではないようです。
なので、今なら探せば買える店舗もあるかもしれません。
また、これに加えて即時停止できないものはあるものの、CMやオンライン上の広告についても新規出稿はすべて停止になるとのこと。
こちらもこれ以上プレイヤーが増えないようにするための対策でしょう。
ほか、多くの詳細については公式サイトに掲載されている各種案内(こちらやこちらやこちらなど)をご覧ください。
具体的な原因は何?
【アクセス過多の原因】
アクセス過多の具体的な要因はいくつかあり、上記案内などで言及されてます。
公式からの案内をいくつか抜粋すると……
・長時間遊んでもらいやすい拡張パッケージのリリース時期である
・今年の夏頃から全リージョンにおいてプレイヤー数が爆発的に増加し、『FFXIV』の運営開始以来、過去最大のアクティブプレイヤー数となっている
・混雑への根本的な対応には、「全リージョンへの大規模な新規ワールド追加」が最も効果的であるものの、世界的な半導体不足によってサーバーマシン(機材)を入手しづらい状況が改善されずに続いている
・半導体不足がいつ解消される見込みがあるかは現時点で不透明
・感染症対策により、製造はもちろん流通関係にも影響が出ている
ことなどが、主な要因として挙げられています。
『FF14』は、オンラインゲームとしては歴史もそこそこ長いゲームですが、巣ごもり需要・感染症対策の影響があるにせよ、今になって過去最大のアクティブプレイヤー数となり、販売停止しなければいけないほど人気になっているというのも凄いことです。
【サーバー改善の見通しは?】
上記で言及した新規ワールドを追加をするには、12月7日時点の話で数か月以上の時間が必要になる見込みとのこと。
しかし、12月16日の段階で少しずつ進展が見え始めているらしく、ある程度のロードマップも来年1月中にはお知らせできる感じのようです。
なお、現在もサーバーを改善するための対策は継続しているということですので、状況の改善まで辛抱強くお待ちください。
今後の状況については、『FFXIV』のTwitterアカウントや公式サイトにてお知らせがあります。
プレイヤーの方は最新情報を随時確認しておこう。
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プロデューサー兼ディレクターの吉田から、
『暁月のフィナーレ』正式サービスの
状況について、以下のご案内をいたします。🆕混雑への対応について(12月16日時点)
https://t.co/Iernq5AgJv#FF14— FINAL FANTASY XIV/FF14 (@FF_XIV_JP) December 16, 2021