プレイステーション5の供給不足に対応するために、2022年もPS4本体の生産を継続するということがブルームバーグに掲載された記事で明らかになりました。
今年も生産継続へ?
記事によると、ソニーグループは昨年末、PS4の生産を2022年も続けると組み立て業者に伝え、世界的なPS5の供給不足を補うため生産台数を約100万台にしたとのこと。
ただし、PS4の需要に応じて計画は調整していくようです。
複数の関係者の話によれば、PS4の生産は昨年末で終了する計画だったようですが、これについてSIEの広報担当者は「昨年末で終了する計画はなかった」とブルームバーグに対してコメントし、この噂を否定しました。
現在、PS4からPS5の生産へシフトしていることもあり、PS4は出荷が減って入手しづらい状況が続いていますが、今回の話が事実であれば2022年も少なからず生産・出荷は続いていくことになると思われますので、PS4を欲しい方は販売を期待して待つのが良いかもしれません。
ただ、仮に2022年の生産数が約100万台だった場合、そのうち日本へどれくらいの数が出荷されるか分からないため、台数次第ですが確保には苦労することになるかも。
参考までに、2022年1月11日に掲載されたファミ通調べによると、国内における2021年のPS4 推定年間販売台数は104,054台でした。2022年もこれくらいが目安になる?
なお、PS5のほうは968,185台となっています。
※集計期間は2020年12月28日から2021年12月26日まで
どちらも、需要を満たした販売台数とは到底いえない数字に。
中でもPS5のほうはいまだに深刻な品薄状態となっており、争奪戦が続いている状況になっています。
ちなみに、同期間における「Nintendo Switch」本体の推定年間販売台数はファミ通調べで5,579,127台となってるため、(PS4はともかく次世代機のPS5は)これと比較しても明らかに少ない数字です。
<公式なコメントはなし>
なお、今回の情報は事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件としてBloombergに対して明らかにしたものであり、ソニーグループは公式にはPS4の生産計画について何も発表していません。
情報の信憑性に関しては??というところなので、噂の一つとしてとらえておきましょう。
更なる詳細に関しては、Bloombergの記事をチェックしてみてください。
情報源:Bloomberg
New: ソニーのPS4生産、PS5の供給不足で今年100万台を計画-関係者https://t.co/GI4bbs9p1e
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) January 12, 2022