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PS5の生産状況は徐々に回復へ?2023年には大幅に改善する見込み

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2020年11月12日にプレイステーション5が発売されて、2年以上が経過しました。
発売以降、いくつかの要因から品薄状態が続いており、未だに多くの販売店やECサイトでは抽選での販売が行われるなど入手困難な状況となっています。

しかし、ファミ通.comに掲載されたSIE プラットフォームエクスペリエンスSVPの西野秀明氏へのインタビューによると、半導体供給の改善やさまざまなリスクヘッジの効果で生産状況は改善傾向にあるとのことです。

――半導体不足は世界中のさまざまな業界に影響を与えましたが、現在は状況も改善されていると聞きます。先日のPlayStation Partner Awardsでも、年末年始からはPS5の供給が増えるというお話がありましたが、実際に生産台数などは増えているのでしょうか。

西野:11月の初旬にソニーグループの業績発表をさせていただいた中で、7、8、9月の3ヵ月間で650万台超の製造を終えたと報告をしておりますが、12月に入った現在もそのペースを下げることなく製造を続けている状況です。

船便などで輸送する都合上、生産したものが販売店に届くまでのタイムラグはあるのですが、少なくとも製造の部分ではかなりの量を確保できましたので、今後店舗などに並ぶ数が増えるであろう、というのは自信を持って申し上げられると思います。

出典:ファミ通.com

生産が徐々に回復してきてる影響なのか、楽天ブックスでは先日からPS5本体が抽選から切り替えて先着順で入荷予約販売が行われたり※1、一部のゲオ店頭ではPS5本体同梱版の通常販売(本人確認など条件あり)※2を行うなど、少しずつ買いやすくなってます。
※1 現在は完売中
※2 @Renka_scheduleさんのTwitterアカウントより

ファミ通に掲載された西野秀明氏のインタビューによると、日本市場という意味だと2022年11月から供給を増やしており、それは12月も継続予定で、2023年に入ればさらに状況は大幅に改善する見込みとのこと。

このインタビューでも言及されていますが今後は店頭に並ぶ機会も増えてくると思われますので、なかなか購入できないという方は諦めず店頭を見て回るのもいいかもしれません。
(現在、カード会員のみや本人確認が必須など条件付き販売を行ってる所も多いため注意)

PSVR2ははどうなる?

また、PS5本体と同じく品薄状態になることが懸念される最新周辺機器『PlayStation VR2』については、「私どものなかで必要であろうという数字は満たせるように生産を進めております。やはり数が足りないことで転売が発生してしまうと思いますし、その状況は不健全だと思っておりますので、まずは数を揃えていきたいと考えています。」とのこと。

PSVR2はPS5のような状況にならないためにも、より多く生産・出荷されることに期待したいです。

なお、最新の生産状況やプレイステーションの今後の展開(PS5 3年目に向けて)についてなど、インタビューではさまざまことを語っていますので、興味のある方はファミ通.comから全文をチェックしてみてください。

【ファミ通.com】
3年目を迎えるPS5とPS VR2について、SIE 西野秀明氏に訊く。PS5の生産状況、PS VR2への期待、そして勝負の年